月別アーカイブ: 2008年7月

西洋比較演劇研究会例会教室変更のお知らせ

西洋比較演劇研究会7月例会(26日(土)、2時、成城大学)の教室が、2号館会議
室から、7号館一階の714に変更になりましたので、お知らせします。
また希望される会員には、ハンドアウト(ただしあくまで事前稿で、当日の変更は
ありえます)をあらかじめPDFでお送りすることができます。希望される方は金曜
日深夜12時までに山下(y-yamash2@cnc.jp)までご連絡ください。

西洋比較演劇研究会回覧:公演案内

会員の石田雅章さんより、ご自身の公演『オハイオ即興劇』他に関して回覧依頼があり
ましたのでお知らせします。
(以下貼り付け)
can tutkuは、大阪を拠点に活動する劇団アグリーダックリングが運営するスペースで
す。
この作品は、当劇場における、昨年の最優秀作品に選ばれました。
タイトル:『Impromptu d’Ohioオハイオ即興劇/L’expulse(最後のeの上にはフランス
語のアクサンがつきます)追放者』
2007年 ※can tutku演劇大賞受賞作品の再演です。
    ※大阪で一番小さな演劇賞
作:サミュエル・ベケット
演出:石田雅章
出演:デカルコ・マリー 魔琉 イシダトウショウ
音楽:田中康之
舞台監督:渡川知彦
舞台効果:渡川組
宣伝美術:サカイヒロト
時:2008年8月1日(金)
午後7時開場 午後7時30分開演
料金:1000円 ワンドリンク別途ご注文お願いいたします。
所:カフェ+ギャラリー ジャン・トゥトゥクー
  tel&fax 06-6933-3455
  地下鉄四つ橋線 花園町 4番出口 南へ5分

西洋比較演劇研究会回覧:リーディングと講演

会員の堀真理子さんより、8月10日に行われる、ロサンジェルス在住の日系アメリカ
人劇作家V.H.ヒューストンさんの訪日に合わせての講演会とリーディングに関して
の回覧依頼がありましたので、お知らせします。
<講演会>
講演題目 Contemporary Women Playwrights and the Allure of Greek Myth
講師   Dr. Velina Hasu Houston (Playwright. Associate Dean of Faculty,
Professor of Theatre, Director of Dramatic Writing, Resident Playwright,
School of Theatre, University of Southern California. Extended Faculty of
Gender Studies, East Asian Studies, and Program in American Studies and
Ethnicity. Asian American Studies Faculty)
日時   2008年8月10日(日曜日)午前10時〜12時
場所   青山学院大学総合研究所ビル6階 14603教室 (正門を入ってすぐ右
の建物)
講師紹介 
劇作家。1982年にUCLAで初演したAmerican Girls でロレイン・ハンズベリー賞を受賞
。その後、1984年にロサンジェルスのイースト・ウェスト・プレイヤーズが初演した、
アフリカ系アメリカ人米軍兵士と結婚した日本人の母親をモデルに母親の結婚のいきさ
つについて書いたAsa Ga Kimashita(Mourning Has Broken)で5つの賞を受賞(この作
品はヒューストン氏自身が編纂したThe Politics of Life: Four Plays by Asian
American Womenに収められている)。1987年にニューヨークのマンハッタン・シアター
クラブで上演されたTeaは、日本人と結婚した米兵が集められたカンザス州の駐屯地で
の出来事を扱った作品でヒューストン氏の代表作。今日まで全米各地で上演されたほか
、日本、シンガポール、クアラルンプール、台湾などでも上演された。サンディエゴ劇
評家サークル賞ほか受賞。近年は太平洋戦争で孤児となったWaiting for Tadashi(200
2年初演)、2003年度ピンター批評賞シルヴァー賞を受賞した、広島の被爆女性を描い
たCalling Aphrodite(2007年初演)など、戦争による犠牲者が生きてゆく道を模索す
る作品が注目されている。また、ギリシア悲劇の『メーデイア』を翻案した、アメリカ
人男性と結婚した日本人女性がヒロインの新作The House of Chaos(2007年初演)を含
む、英米アイルランドの女性作家が書いた『メーデイア』翻案作品を集めたアンソロジ
ーをギリシア劇研究者Marianne McDonaldと共に編纂し、近々出版の予定。*なお、講
演は英語で行なわれます(通訳はありません)*
<東京演劇アンサンブルの俳優によるリーディング+作者を交えてのアフタートーク>
ヒロシマよ アフロディテよ ―女と影―  ヴェリナ・ハス・ヒューストン作
日時 2008年8月10日(日)14時
場所 ブレヒトの芝居小屋 (西武新宿線、武蔵関駅北口を出てまっすぐ北へ徒歩6分

入場料 1500円  ケンタウルスの会会員 1000円
問い合わせ先 東京演劇アンサンブル 177−0051 練馬区関町北4−35−1
7 TEL0
3−3928−5370 e-mail:tee@tee.co.jp http://www.tee.co.jp

西洋比較演劇研究会 7 月例会のお知らせ

日本演劇学会分科会・西洋比較演劇研究会七月例会
夏休み直前の時期となりますが、下記のとおり例会を開催いたします。奮ってご参加く
ださい。
《小シンポジウム》
アクション・複眼視・〈経験〉──レイモンド・ウィリアムズと演劇/小説研究
司会・講師 大貫隆史  招待講師 河野真太郎
ディスカッサント 北野雅弘 山下純照
『文化と社会』、『キーワード辞典』などで知られる、イギリスの批評家・作家レイ
モンド・ウィリアムズをめぐる研究が、ふたたび活況を呈しつつある。2006年の
ウィーンにおける、ウィリアムズをめぐるカンファレンスの開催(論集が本年出版予
定)、遺族より未刊行資料の提供を受けたウェールズの歴史家、D・スミスによる伝
記の出版(A Warrior’s Tale, 2008年5月刊行)などが、その証左といえるだろう。と
はいえ、こうした新潮流において見逃されがちな側面があるのも確かである。そこで
は、ウィリアムズが演劇に関する論文や著作を数多く執筆していたことや、彼の演劇
研究を抜きにしては、その小説・小説論を考察し得ないことなどが、看過されてしま
うことになるのだ。別ないい方をすれば、ウィリアムズの著述において演劇と小説
は、それぞれ独立した形式というよりは、いわば相互に浸透しあう形式となっている
わけだが、昨今のウィリアムズ研究ではそこが「盲点」となってしまっている、とい
うことでもある。この小シンポジウムでは、こうした状況に介入すべく、ウィリアム
ズの演劇論三部作(特にModern Tragedy)をめぐる議論、小説(特にThe
Volunteers)・小説論をめぐる考察を展開し、アクション、複眼視、〈経験〉といっ
た鍵語に焦点をあてていくことを目標としたい。さらにこれは、演劇研究が小説研究
に鍵語を提供する可能性を探る作業、つまり、小説研究の方法論を演劇研究に応用す
る、という構造主義以降における支配的潮流の外部を探求する作業ともなるだろう。
(大貫記)
司会・講師プロフィール(おおぬき たかし)
専門は戦後イギリス演劇研究。近年はとくに、1968年世代の劇作家(ヘア、エドガー
など)、及びレイモンド・ウィリアムズの演劇論についての考察に力点を置いてい
る。東京大学大学院人文社会研究科博士課程単位取得退学。現在、釧路公立大学准教
授。
講師・プロフィール(こうの しんたろう)
 専門は20世紀イギリス小説、批評理論。特に戦間期の文学と批評の言説を研究対象
としてきたが、近年はレイモンド・ウィリアムズの批評と小説作品に関心を寄せてい
る。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、京都ノートルダ
ム女子大学専任講師。
ディスカッサント・プロフィール (きたの まさひろ)
 群馬県立女子大学教授。文芸学・演劇学。 「アリストテレスの喜劇論」「ギリシ
ア悲劇と現代演劇(1) シェクナーのDionysus in 69」「ソフォクレス『アンティゴ
ネ』の二つの埋葬」。
ディスカッサント・プロフィール(やました よしてる)
 演劇美学およびドイツ近現代専攻。「シラー『ヴァレンシュタイン三部作』にみる
「演劇と美学」」「演劇の映像化:複製概念との関わりで」「演劇美学の脱近代:試
論」「上演はいかに想起されるか」「ジョージ・タボリ『記念日』の創作過程にみる
ユダヤ的アイデンティティーの構築:最終場の決定と解釈をめぐって」。千葉商科大
学教授。
日時:7月26日(土) 午後2時より6時まで
会場:成城大学(2号館1階会議室予定)
問い合わせ先:大貫隆史 onuki@kushiro-pu.ac.jp
※新年度の活動維持のため会費3,000円の納入もよろしくお願いします。
西洋比較演劇研究会
157-8511東京都世田谷区成城6-1-20
成城大学文芸学部 一之瀬研究室 Fax:03-3482-7740
郵便振替口座番号:00150−2−96887
*過去ログを以下に掲載しております。ご参照ください。
http://comptheat.sakura.ne.jp/