月別アーカイブ: 2010年1月

西洋比較演劇研究会例会関連回覧

新年度の西洋比較演劇研究会4月例会(総会後の研究会 4月10日(土)2時総会 
3時例会 成城大学 ※詳細は追って通知します)につきまして、担当の毛利三彌先生
より、以下の回覧依頼がありましたのでお知らせします。
(以下貼り付け)
昨年からつづいて、この2月3月も、なぜか東京でイプセン上演が多いので、4月は、
総会後の例会で、それらの舞台について論じることになりました。
わたし(毛利)と、できれば現場の人を交えて話をし、議論したいと思いますが、例
会出席者全員が、すべての舞台をみているとはかぎらないので、なるべく、個々の舞
台評ではなく、イプセンその他近代古典劇といわれる作品の現代上演、あるいは外国
劇の日本上演といった広い問題領域で討論が深まるようにしたいと思っています。
しかし、そうはいっても、具体的な舞台を例にあげて話すことの方がいいでしょうか
ら、なるべく多くの方が、同一舞台を見ていることが望ましいと思います。
したがって、以下に、この2月3月に行われるイプセン公演を列挙しておきます。
公演によっては、われわれのために料金を割り引いてくれるよう交渉しましたので、
大いに活用していただくよう希望します。(毛利三彌)
(1)劇団キンダースペース第31回公演 シアターX提携
イプセンの世界 代表作2本交互上演『ロスメルスホルム』『幽霊』
構成・演出 原田一樹
2010年2月17日(水)−21日(日)シアターX
『ロス』17日7時、19日3時、20日7時、21日1時。
『幽霊』18日7時、19日7時、20日3時、21日5時。
この公演は、メールあるいは電話で、劇団に「西洋比較演劇研究会会員」として申し
込むと、学生扱いの2000円になります。通常料金は4500円(前売り4000
円)です。
劇団のE-mail: post@kinder-space.com Tel: 048-252-0551
なお、西洋比較の会員でなくても、そのように名のってくれれば、同じく2000円
にしてくれるとのことです。、
(2)『ジョン・ガブリエルと呼ばれた男』
原作イプセン 上演台本 笹部博司  演出 栗山民也  仲代達矢その他出演
2010年2月12日(金)−21日(日)世田谷パブリックシアター
     3月18日(木)−20日(土)東京芸術劇場中ホール
1時開演。2月12,18日、3月18日のみ7時開演。
S席7800円 A席6000円
(3)SPAC公演 『ペール・ギュント』静岡芸術劇場 演出 宮城聰 
2010年3月6,7,13,14,20,21日(それぞれ土日)15:30開演
一般4000円 同伴(2名)7000円 大学生2000円
SPACチケットセンター:054-202-3399
交渉の結果、西洋比較の会員を学生扱いにしてもらえるようなら、改めてその旨を回
覧します。
以上

例会案内について(再送)

西洋比較演劇研究会 会員各位
昨日ご案内した以下のメールが文字化けして読めないという報告が複数ありました。念
のため再送いたします。何度も申し訳ありません。
(以下貼り付け)
 過日の例会案内に一部不備がありました。あらためてご案内します。
日時 1月23日(土)14:00〜18:00
場所 成城大学3号館3F 小会議室
   (18:30より7号館地下ラウンジにて2009年度懇親会)
1 ルクサンドラ・高野=マルジネアン 「世阿弥の作品における<統一イメージ>
 — 現代と中世における解釈方法を巡って」
現代の能研究において、謡曲の「統一性」の概念はどのように考えられているのだろう
か(小西甚一、三宅晶子)。例えば、世阿弥の能における「統一イメージ」とは何だろ
うか。本発表では現代的解釈としての「統一イメージ」説の根拠の有無を確かめるため
に、U・Eco『物語における読者』の「読者・テキスト共同作業」という概念を援用しつ
つ考える。またこの問題を考えるさい、比較すべきは、中世においては「統
一イメージ」はどう根拠づけられていたかということである。そのことを「伊勢物語」
古注、「源氏物語」古注を参照しつつ、また中世の歌論における「本歌取り」の手法と
謡曲での「引用」の問題も視野に入れて考察したい。具体的には『井筒』を例として分
析する。
発表者プロフィール:ブカレスト生まれ。ブカレスト大卒(日本語・英語専攻)。
1992年以降日本留学(早大)、教員(金城学院大)を経て、現在出身地のクライオヴァ
市にある国立大学で日本語日本文化の集中講義を行う。研究テーマは「日本演劇におけ
る伝統の創造」、世阿弥の能および近松の世話物に関する論文多数。博士論文を日本語
・ルーマニア語バイリンガルヴァージョンで母国の出版社から近刊予定。
2 日高 真帆 「錯綜する知覚世界 —ワイルド作『サロメ』に関する一考察
—」
要旨
 オスカー・ワイルド(Oscar Wilde, 1854-1900)による悲劇『サロメ』(Salome,189
6)
は、1892年にサラ・ベルナール(Sarah Bernhardt, 1844-1923)の主演によりロンド
ンでの初演の準備が進められたが、宮内長官の命により上演が禁じられた結果、初演は
パリにて1886年に漸く実現し、英国での初演は更に遅れて1905年となった。このよ
うに、『サロメ』は初演以前から物議を醸し、賛否両論が寄せられたが、その影響力
は甚大且つ広範に及び、翻案も文学からオペラや舞踊に至る迄多岐に渡るジャンルで生
み出されてきた。 ワイルドは劇作に当たり、当初は何編もの悲劇作品を書いたが十分
な評価が得られず、劇作家としての地位を確立したのは初演と同時に高い評価を得た後
期の喜劇作品を通してであった。そのような中で、『サロメ』は異彩を放つ存在である

 これまで翻案研究を含め多くの研究が為されてきた本作ではあるが、本発表では
今一度原点に立ち返り、悲劇『サロメ』の作品研究を行う。その際、作品を読み解く
鍵として、冒頭を飾る「見る」という行為を筆頭に知覚に関する要素に着眼し、登場人
物の知覚世界が如何に錯綜して悲劇が展開するかを考察したい。
発表者プロフィール:日 真帆(ひだか まほ)
清泉女子大学文学部専任講師。オスカー・ワイルドを中心に演劇研究を行う。主要業
績:単著 The Theatrical World of Oscar Wilde、共著『英国演劇の真髄』、『シェイ
クスピア、コングリーヴ、ワイルド』、『英国演劇論叢』、解説・ワイルド年譜『ドリ
アン・グレイの肖像』(光文社古典新訳文庫)。

西洋比較演劇研究会 1 月例会について

西洋比較演劇研究会 会員各位
 過日の例会案内に一部不備がありました。あらためてご案内します。
日時 1月23日(土)14:00〜18:00
場所 成城大学3号館3F 小会議室
   (18:30より7号館地下ラウンジにて2009年度懇親会)
1 ルクサンドラ・高野=マルジネアン 「世阿弥の作品における<統一イメージ>
 — 現代と中世における解釈方法を巡って」
現代の能研究において、謡曲の「統一性」の概念はどのように考えられているのだろう
か(小西甚一、三宅晶子)。例えば、世阿弥の能における「統一イメージ」とは何だろ
うか。本発表では現代的解釈としての「統一イメージ」説の根拠の有無を確かめるため
に、U・Eco『物語における読者』の「読者・テキスト共同作業」という概念を援用しつ
つ考える。またこの問題を考えるさい、比較すべきは、中世においては「統
一イメージ」はどう根拠づけられていたかということである。そのことを「伊勢物語」
古注、「源氏物語」古注を参照しつつ、また中世の歌論における「本歌取り」の手法と
謡曲での「引用」の問題も視野に入れて考察したい。具体的には『井筒』を例として分
析する。
発表者プロフィール:ブカレスト生まれ。ブカレスト大卒(日本語・英語専攻)。
1992年以降日本留学(早大)、教員(金城学院大)を経て、現在出身地のクライオヴァ
市にある国立大学で日本語日本文化の集中講義を行う。研究テーマは「日本演劇におけ
る伝統の創造」、世阿弥の能および近松の世話物に関する論文多数。博士論文を日本語
・ルーマニア語バイリンガルヴァージョンで母国の出版社から近刊予定。
2 日高 真帆 「錯綜する知覚世界 —ワイルド作『サロメ』に関する一考察
—」
要旨
 オスカー・ワイルド(Oscar Wilde, 1854-1900)による悲劇『サロメ』(Salome,189
6)
は、1892年にサラ・ベルナール(Sarah Bernhardt, 1844-1923)の主演によりロンド
ンでの初演の準備が進められたが、宮内長官の命により上演が禁じられた結果、初演は
パリにて1886年に漸く実現し、英国での初演は更に遅れて1905年となった。このよ
うに、『サロメ』は初演以前から物議を醸し、賛否両論が寄せられたが、その影響力
は甚大且つ広範に及び、翻案も文学からオペラや舞踊に至る迄多岐に渡るジャンルで生
み出されてきた。 ワイルドは劇作に当たり、当初は何編もの悲劇作品を書いたが十分
な評価が得られず、劇作家としての地位を確立したのは初演と同時に高い評価を得た後
期の喜劇作品を通してであった。そのような中で、『サロメ』は異彩を放つ存在である

 これまで翻案研究を含め多くの研究が為されてきた本作ではあるが、本発表では
今一度原点に立ち返り、悲劇『サロメ』の作品研究を行う。その際、作品を読み解く
鍵として、冒頭を飾る「見る」という行為を筆頭に知覚に関する要素に着眼し、登場人
物の知覚世界が如何に錯綜して悲劇が展開するかを考察したい。
発表者プロフィール:日 真帆(ひだか まほ)
清泉女子大学文学部専任講師。オスカー・ワイルドを中心に演劇研究を行う。主要業
績:単著 The Theatrical World of Oscar Wilde、共著『英国演劇の真髄』、『シェイ
クスピア、コングリーヴ、ワイルド』、『英国演劇論叢』、解説・ワイルド年譜『ドリ
アン・グレイの肖像』(光文社古典新訳文庫)。

西洋比較演劇研究会1月例会のお知らせ

西洋比較演劇研究会1月例会のご案内
数年の暖冬をくつがえす、まともに寒い冬ですが、皆様ますますご健勝と存じ上げます

さて2009年度最後の例会です。能とワイルド、という西洋比較ならではの2つの組
み合わせとなりました。ぜひともご参加くださいませ。なお例会後今年度の正規の懇親
会をひきつづいて持ちます。事前申し込みなど入りません。お待ちしています。
日時 1月23日(土)14:00〜18:00
場所 成城大学3号館3F 小会議室
1 ルクサンドラ・高野=マルジネアン 「世阿弥の作品における<統一イメージ> 
− 現代と中
世における解釈方法を巡って」
発表者プロフィール:ブカレスト生まれ。ブカレスト大卒(日本語・英語専攻)。1992
年以降日本留学(早大)、教員(金城学院大)を経て、現在出身地のクライオヴァ市に
ある国立大学で日本語日本文化の集中講義を行う。研究テーマは「日本演劇における伝
統の創造」、世阿弥の能および近松の世話物に関する論文多数。博士論文を日本語・ル
ーマニア語バイリンガルヴァージョンで母国の出版社から近刊予定。
2 日 真帆 「錯綜する知覚世界?ワイルド作『サロメ』に関する一考察ー」
要旨
 オスカー・ワイルド(Oscar Wilde, 1854-1900)による悲劇『サロメ』(Salom?, 18
96)は、1892年にサラ・ベルナール(Sarah Bernhardt, 1844-1923)の主演によりロン
ドンでの初演の準備が進められたが、宮内長官の命により上演が禁じられた結果、初演
はパリにて1886年に漸く実現し、英国での初演は更に遅れて1905年となった。このよう
に、『サロメ』は初演以前から物議を醸し、賛否両論が寄せられたが、その影響力は甚
大且つ広範に及び、翻案も文学からオペラや舞踊に至る迄多岐に渡るジャンルで生み出
されてきた。
 ワイルドは劇作に当たり、当初は何編もの悲劇作品を書いたが十分な評価が得られず
、劇作家としての地位を確立したのは初演と同時に高い評価を得た後期の喜劇作品を通
してであった。そのような中で、『サロメ』は異彩を放つ存在である。
 これまで翻案研究を含め多くの研究が為されてきた本作ではあるが、本発表では今一
度原点に立ち返り、悲劇『サロメ』の作品研究を行う。その際、作品を読み解く鍵とし
て、冒頭を飾る「見る」という行為を筆頭に知覚に関する要素に着眼し、登場人物の知
覚世界が如何に錯綜して悲劇が展開するかを考察したい。
発表者プロフィール:日 真帆(ひだか まほ)
清泉女子大学文学部専任講師。オスカー・ワイルドを中心に演劇研究を行う。
主要業績:単著 The Theatrical World of Oscar Wilde、共著『英国演劇の真髄』、『
シェイクスピア、コングリーヴ、ワイルド』、『英国演劇論叢』、解説・ワイルド年譜
『ドリアン・グレイの肖像』(光文社古典新訳文庫)。

西洋比較演劇研究会回覧:国際演劇学会について

すでにお手元に届いている方もいるとは思いますが、国際演劇学会(IFTR)の会員資格
更新の案内が届きましたので回覧します。来年8月には日本で大会も開かれますので、
会員でない方で入会を考えている方はご参考ください。
なお、当会は会として加盟してますので、会からの派遣として参加することも出来ます

Dear IFTR Members:
First of all I would like to wish everyone a very Happy New Year! 2010
brings the start of preparations for our upcoming World Congress from
26-31
July at Ludwig Maximilians University, Munich. The title of the Congress is
‘Cultures of Modernity’, and you can check out the conference website
at:
http://www.iftr2010.theaterwissenschaft.uni-muenchen.de/iftr2010/generalinfo/i
ndex.html
For those of you who wish to present papers as part of the main conference
(or indeed in a Working Group), IFTR membership is required. So, please
take a few minutes to renew your IFTR membership today.
The IFTR website has new enhancements, many which focus on the Working
Groups. For example, each Working Group now has a Forum available for
online“conversations” between members. In order to participate in a Working
Group you must first join IFTR, and you can elect your Working Group when you
renew or join online at
http://www.firt-iftr.org/index.php?option=com_acctexp&task=subscribe&Itemid=4&
lang=en
Conference registration this year will be available through
www.firt-iftr.org from early February. That way you can renew and register
for the conference at the same time.
As IFTR continues to improve its web site services, please send our Administ
rator (nericksn@aol.com) your suggestions so that we can make sure we’reservi
ng your needs with the best customer service possible.
I look forward to seeing you all in Munich next July!
Brian Singleton, President, IFTR
Change your subscription (http://www.firt-iftr.org/index.php?option=com_acajoo
m&Itemid=999&act=change&subscriber=17&cle=fac687de5eb788b964e68b206c70489c&lis
tid=6
)
Unsubscribe (http://www.firt-iftr.org/index.php?option=com_acajoom&Itemid=999&
act=unsubscribe&subscriber=17&cle=fac687de5eb788b964e68b206c70489c&listid=6)
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