月別アーカイブ: 2011年8月

西洋比較演劇研究会回覧

会員の堀真理子さんからのご紹介で以下の上演の情報の回覧依頼がありましたので、お知らせします。

アーノルド・ウェスカー作『シャイロック』

訳/竹中昌宏 演出/入江洋佑

出演/松下重人 竹口範顕 清水優華 公家義徳 大多和民樹 樋口祐歌 志賀澤子ほか

9/9〜19 ブレヒトの芝居小屋(西武新宿線・武蔵関北口より6分)

■開演9/9,13,14,15,16,17は19時 9/10,11,18,19は14時 ■料金 前売:一般 3800円
前売:学生3000円 当日4500円 9/13はLow Price Day 一律2500円 ■前売 東京演
劇アンサンブル03-3920-5232 チケットぴあ0520-02-9999 カンフェティhttp://confe
tti-web.com ■全席自由 入場は整理番号順/発売時に整理番号発行 ■協賛 ケンタ
ウルスの会 ■助成 文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

シェイクスピアの『ヴェニスの商人』を大胆にアダプトした作品で、ユダヤ人であるウェスカーの叫びが聞こえてくる本です。

舞台は1563年ヴェニスのゲットー。シャイロックは学問を愛する自由主義の蔵書家で、アントウニオウはシャイロックの親友として登場します。名づけ子のバサーニオウに頼まれた金を工面するために、アントウニオウはシャイロックに借金します。シャイロックは証文など不要とつっぱねますが、ヴェニスでユダヤ人が生き延びるためには契約をかわさなければ、というアントウニオウ。そこでシャイロックはヴェニスの法律をからかってやろう、と、人肉1ポンドの証文を交わすことになります。ところが、アントウニオウの持ち船はすべて海賊に襲われ……。

自立をめざすポーシャ、起業家として自分の力を試したい野心家のバサーニオウ、人民の不満を煽り政治権力を狙うロレンゾウ、父への反発から家出してロレンゾウに恋をするジェシカ、機を見てより強いものに乗り換えていくグラチアーノウなどなど、シェイクスピアのキャストとエピソードを借りながら、差別の構造、権力の構造、女性の自立、文化芸術の意義について、豊かに語る作品です。

震災後の世界をどう生きたいのか、一人一人が問われているいま、観客ひとりひとりにウェスカーの問いかけが響くのではないかと考えます。

ご連絡は、

TEE 東京演劇アンサンブル

制作 小森明子

TEL:03-3920-5232 FAX:03-3920-4433

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